海外でプロサッカー選手になるためには行動力が必要です。
それに加えてコミュケーション能力(語学力)、資金も必要になります。
しかし、海外でプロサッカー選手になれる確率は、日本でプロサッカー選手になれる確率よりもずっと高いです。
海外でプロサッカー選手になるために、どのような方法があるのかを紹介します。
エージェントを使用する
エージェントを通して、トライアルを受けて合格し、チームと契約をするという流れが海外でプロサッカー選手になる最短ルートだと思います。
エージェントを使うメリットとしては自分の行きたい国に精通しているエージェントを使うことで、自分の行きたい国でチャレンジができる。
基本的には2、3チームの紹介だが、追加で必要なお金を払えばさらにチームを紹介してくれる。
エージェントを通してのトライアルはオープントライアルとは違って、直接チームに混じってのトライアルなので、優先的に見てもらえる可能性が高いです。
トライアル期間中であれば自分の行きたい時期に、どれくらいの日数の滞在するかなど自分で調整することができる。
デメリットとしては費用が数十万円かかる。
エージェントによって費用は全然違いますが、上のリーグの紹介ほど費用は高くなる傾向があります。
なぜなら、上のリーグほど選手の給料も高くなるし、エージェントも上のリーグとの繋がりを持つのが難しく、エージェントの質も高くなるからです。
エージェントを使うときに一番気をつけなければならないことは、そのエージェントが信頼のできるエージェントかどうかです。
プロ契約を前提にトライアルに参加したのに、ただの練習参加だけだったり、いざ契約となった時に、とてもプロとは言えない待遇の契約内容だったり、中には最初と言っている内容が全然違う、ひどいエージェントもあるので気をつけて下さい。
エージェント主催のトライアルを受ける
エージェント主催のトライアルは日本で行われることがほとんどなので、参加しやすく、合格すれば高確率でプロ選手として契約できる可能性があります。
なぜなら、直接エージェントがプレーを見て、海外でプロとして通用するレベルがあると判断した場合にのみ合格するからです。
契約しやすくなる理由は、エージェントが実際にプレーを見ているのでチームにプレーの特徴やどういった選手かを伝えてくれるし、その選手に合ったチームを紹介してくれるからです。
しかし日本でのトライアル合格者は2、30人ぐらいが受けて一人合格するかしないかぐらいなので、ここで合格するのが難しいです。
トライアル後にプレーの評価をしてくれるトライアルもあるので、まずは腕試し程度に受けてみるのもいいかもしれません。
自分で直接アポイントメントをとる
この方法は一番、期間もかかるし、難しいですが、プロ契約できなくても、人間として成長もできるし今後の人生にも役に立ちます。
エージェントに支払う費用が必要ないので、少ない資金で挑戦することができることもメリットです。
数十万円の節約になります。
まずは行きたい国の情報、サッカーリーグの構造やチームの情報を集めます。
トライアル期間、移籍期間などもしっかりと確認をしておきましょう。
一つ目はチームのホームページなどに掲載されているオープントライアル開催日にトライアルに参加する方法です。
オープントライアルはプロ契約としての契約はほとんどなく、セミプロ契約としての契約が主になります。
そもそもすでに興味のある選手のプレーを確認するといった感じが強いので、どんなに良いプレーをしても見てもらることは少ないし、合格する確率はかなり低いです。
2つ目は直接チームにメールを送って練習参加のアポイントメントをとってトライアルに参加する。
直接アポイントメントを取る場合は、英語での自分の履歴書、プレー動画が必須になります。
プロ契約を目指す場合はJ3以上、元々プロとしての実績や、少なくても高校、大学での実績がないとかなり厳しいでしょう。
実績がないとプレー動画を見るまでに至らないことも多いです。
プレー動画を見てもらえたとしても、10チームにメールを送って1通返ってくれば良い方でしょう。
直接アポイントメントを取れた場合は練習の日程や場所を教えてくれるので、その時間、場所に行って練習参加をすることになります。
練習ではなく、練習試合という場合もあるので、そうであれば対戦相手のチームにもアピールできるチャンスなので、しっかりと準備をして臨んで下さい。
すでにチームに所属している知人の紹介
こちらの方法はすでにプロ選手として、海外でプレーしている知り合いがいないといけないので、こういった知り合いを増やしておくこと、人脈も大切です。
こういった話がくればかなりラッキーです。
こういった話が来るということはチームが選手を必要としている、特定のポジションで探していることが多いので、トライアルに参加できれば、契約できる可能性は高いです。
しかしこれもすでにプロ選手としての実績がある人にしか話はこないので、プロとしての実績がなければこの話が来ることはごくまれでしょう。
しかし、こういった話が来るのは突然なので、常に渡航できる準備や、体を作っておくことが重要です。