
サッカー留学を考えているけど、どこの国に留学しようか悩んでいる。
オーストラリアにサッカー留学をしてみたいけど、どんな国、どんなサッカー環境なのか、オーストラリのサッカー留学に関する情報を知りたい。このような方に読んで欲しい記事です。
僕は大学を卒業してから2年半オーストラリアのシドニーに留学していました。
その時の経験を伝えていけたらと思います。
Contents
オーストラリアのサッカー環境

グラウンド
オーストラリアのサッカーグラウンドは、ほとんどが天然芝です。
至るところに大きな公園があり、自由に使用ができます。
オーストラリアのサッカーリーグに所属している多くのサッカーチームが専用のグラウンドを持っていたり、ロッカールームがあったり、さらにはレストランが隣に併設されているところなんかもあります。
サッカーをする上で、確実に日本よりも恵まれていると思います。
スタジアム


こちらはニューサウスウェルズ州のState League(5部)のFraser Park FCのスタジアムです。
席数が500あり、立ち見で1000人も観戦できます。
オーストラリアでは下の方のリーグでもこのような施設を持っているチームがたくさんあります。
観戦は有料でNPL(2部リーグ)のチケットは10〜15ドルです。
観戦料はスタジアムの改修やチームの運営費に充てられます。
サッカースタイル
身体能力を生かした、1対1での強さ、球際の強さが特徴です。
高校生ぐらいからジムに通いバリバリ鍛えているので、体のゴツさがすごいです。
サンダルで来て上半身だけをサクッと鍛えて帰るという光景を何度もみました。鍛えるのが当たり前というか、日課になっているような感じでした。
近年ではそれに加えて技術や戦術面でもかなり向上してきているので、しっかりとパスを繋ぎ、ゲームを組み立てていくチームがほとんどです。
昔のようなディフェンスラインからフォワードにロングボールを蹴るような、いわゆるパワープレーのチームは少なくなってきています。
しかし、下位リーグ、アマチュアリーグになるにつれて、技術面の問題からパスを繋ぐことができず、そのような戦術が多くなってくるのかもしれません。
僕が所属していたチームは南米出身の選手が多く、しっかりとボールを回し、テクニックもある選手が多かったです。
オーストラリアは多民族国家なので色々な国の選手と対戦できたりするのも楽しみの一つかもしれません。
サッカーレベル
A-League
日本のJ1リーグの下位チームからJ2の上位チーム
National Premier League
日本のJ2リーグの下位チームからJFLのリーグ
State League
日本の地域リーグ
※大体の目安になります。
アジアチャンピオンズリーグの結果をみてもわかるように、日本のリーグの方が少しレベルが高いと思います。
技術や戦術の面では日本の方が優れている分、フィジカルの面ではオーストラリアの方が優れていると思います。
オーストラリアのサッカー留学費用

オーストラリアサッカー留学エージェントの日豪フットボールアクションを例に大まかな費用をみていきたいと思います。
短期留学(10日間)

エージェントに支払う費用約20万円
・サッカーのトレーニング参加費用
・宿泊費
・語学学校の授業料
・現地空港送迎料
その他費用15万円
・往復航空券代
・海外傷害保険料
・査証(ETAS)申請料
・飲食代(昼食等)
・自由時間に使う費用(お土産、観光等)
合計約35万円です。
短期留学(30日間)
エージェントに支払う費用約47万円
その他費用23万円
合計約70万円です。
長期留学(1年間)[セミプロサッカーチャレンジ]
エージェントに支払う費用 + 生活費 + その他費用の合計になります。
エージェントに支払う費用約33万円(2年サポート)
サポートは基本的にサッカーに関することだけで、生活面のサポートはアドバイスになります。語学学校、宿泊費は含まれません。
生活費約12万円 × 12ヶ月 = 144万円
その他費用55万円(語学学校3ヶ月分含む)
合計約232万円です。
これは必要最低限の費用などで、これ以上の費用がかかると想定しておいてください。
もっと詳しく知りたい方に、サッカー留学にかかる費用や生活費などについて解説しています。

セミプロ選手としての留学

契約
トライアルを受けて合格する必要があります。
オーストラリアのシーズンは3月〜10月までで、シーズンオフの10月〜3月までがトライアル期間になります。
トライアル期間は人によってそれぞれで、即日に決まる選手もいれば1ヶ月の選手もいます。
多くのチームは誰もが参加できるトライアルを実施していますが、上のリーグになるとトライアルを実施していなかったり、実施していても招待した選手だけというところも多くあります。
日本人がトライアルにただ単に参加して良いプレーをしても合格する可能性はかなり低いです。
合格するにはプレーのレベルはもちろん、英語でのコミュニケーションが非常に重要です。
セミプロ選手として契約する一番の最短ルートはエージェントを利用することです。
エージェントは色々なチームとコネクションがある上、トライアルに参加した時には優先的に見てくれる可能性が高いです。
レベルの高いリーグにチャレンジしたい人や、最短ルートでセミプロ選手として契約したい人はエージェントを利用することをお勧めします。
待遇
オーストラリアではState League(ニューサウスウェルズ州では5部リーグ)から給料が貰える可能性があります。
一般的にプロ契約をしていない限り、出場給になります。
シーズンオフの期間は給料が発生しないので、他に仕事をしている人が大半です。
NSW NPL(2部)の場合、一試合に貰える給料が5万円~15万円。
NSW NPL(3部)の場合、一試合に貰える給料が2万円~9万円。
NSW NPL(4部)の場合、一試合に貰える給料が0円~7万円。
NSW State League(5部)の場合、一試合に貰える給料が0円~5万円。
スポンサーがどれほどの資金力があるかで給料が決まることが多いので、下の方のリーグでも十分に生活できるほどの給料をもらっている選手もいます。
その他にチームジャージやバッグなどが支給されるところがほとんどです。
2015年シーズンに2部リーグに所属していた日本人選手が1試合約12万円、月に50万円の給料を貰っていたこともあります。
日本ではサッカーで給料を貰うことすら難しいですが、海外では日本よりもずっと可能性があります。
第一の目的がセミプロ選手を目指しての留学ではなくても、海外では給料が貰える可能性があるので、是非、高いレベルにチャレンジしてください。
生活
チームの練習は週に2〜4回と週末に試合があります。
練習は午後の7時〜9時ぐらいの時間帯なので、大体の人がアルバイトをしています。
資金に余裕のある人は語学学校、大学や資格の勉強をする人もいます。
ワーキングホリデービザで1年以上滞在する(2シーズン目を送る)場合は、政府に指定された地域および仕事で3ヶ月間(88日間)働く必要があるので、その期間に次のシーズンの生活費を貯めることもできます。
アルバイトは日本食のレストランやラーメン屋がたくさんあるので、英語が喋れなくても比較的簡単に見つけることができますが、現在の最低時給(18.93ドル=1500円)よりも低い時給で手渡しの給料になる職場が多いのが実際のところです。
そのような職場ばかりではなくちゃんと最低時給を貰えるところもありますし、英語が喋れるようになればかなりの高時給で働くことも可能ですので、どんな場面でも英語は重要になります。
シドニーであればJams.TVというサイトで探すことができます。
オーストラリアサッカー留学のメリット、デメリット

僕が実際に留学してみて感じたメリットとデメリットがこちらです。
メリット
・安心安全にサッカー留学ができる
・サッカー環境が良い
・サッカーでお金を貰える可能性がある
・日本人の評価が高い
・英語の勉強もできる
・天候が良い
・食に困らない
・ワーキングホリデービザなら3年滞在できる(条件あり)
デメリット
・サッカーレベルが高いとは言えない
・日本人が多いので日本語で会話してしまう。(英語の上達が遅い)
デメリットの解決方法
エージェントが自分のレベルに合ったチームや練習環境を用意してくれます。
もし物足りなかったりした場合はすぐに相談してください。
上のレベルのチームや練習環境を提供してくれます。
語学学校では恥ずかしがらず積極的に色々な人に話しかけてください。
日本人以外の友達を作ることが大切です。
そうすれば自然と英語だけを話すようになるので上達が早くなると思います。
どうしても日本人がいて喋ってしまうという人は日本人の少ない地域に留学しましょう。
オーストラリアサッカー留学の流れ

相談・申し込み
まずはメールや電話などで留学エージェントにお問い合わせをしましょう。
次に打ち合わせをし、留学の目的に合わせて、渡航時期や期間、都市などを決めます。
申し込みが完了すれば、渡航の準備を始めます。
パスポートの取得
必要な書類を用意して、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。
通常1週間程度で取得できます。
既にパスポートをお持ちの方は有効期限がきれていないか必ずチェックをしておいてください。
ビザの取得
それぞれの目的にあったビザを取得してください。
観光ビザ(短期留学)
ワーキングホリデービザ(長期留学 + 就労)
学生ビザ(長期留学 + 4ヶ月以上の修学)
航空券の購入
セール時期に購入するとかなりお得なので、できるだけ早めに航空券の手配をしておきましょう。
海外旅行保険の加入
海外旅行保険は怪我や病気などの医療面だけではなく、盗難や破損、賠償責任、航空機遅延など、オーストラリア滞在中に起こる可能性のある事故なども保障されています。
出国
いよいよ出発です。
出発の2時間前までには空港に到着しておきましょう。
到着後
3ヶ月以上滞在する方は在留届を提出しましょう。
オーストラリアサッカー留学エージェント会社

最後に、この記事を読まれた方は少しでもオーストラリアのサッカー留学に興味を持たれていると思いますので、オーストラリアサッカー留学をするのにオススメのエージェント会社を紹介します。
豪州ソリューションズ
先ほど例に出した日豪フットボールアクションと提携しており、シドニーを拠点にNSWのサッカーサポートに特化しているエージェント会社です。
2009年設立、初期メンバーである森安洋史選手のAリーグの名門、シドニーFCとの契約をサポートして以降、2016年までに、80人近いサッカー選手、サッカー留学生達をサポートしています。
自前のウェブサイトと独自のネットワークだけで集客している為、留学費用、サポート費用も他社に比べて安いです。
代表の宮下忠さんは2014年に川崎フロンターレなどのアジアチャンピオンズリーグ遠征現地渉外担当責任者・公式記者会見通訳担当も務めています。
また、プロ、セミプロ選手の輩出率は、オーストラリアでナンバーワンを誇っています。
信頼と実績のあるエージェント会社だと思います。
シドニーに留学を考えている方は一度相談してみてはいかがでしょうか。