ドイツは16の州から成り、公用語はドイツ語です。
首都及び最大の都市はベルリン。
面積は357,386km2、人口は8,300万人で、欧州連合では最大の人口数です。
日本との時差は-8時間ですがサマータイム期間中は-7時間になります。
ドイツの気候
ドイツは日本の北海道よりも北に位置するため、日本と比べて平均気温が低く、冬の寒さは厳しいものがあります。
最も過ごしやすいシーズンは6月、7月、8月と夏のシーズンです。
夏の期間は日照時間が長く、夜の9時頃まで日が出ています。
日本の夏よりも気温が低く、快適に過ごすことができます。
近年では8月に30度を超える日もある。
雨が降った後などは一気に気温が下がるので、急激な気温の変化にも注意が必要です。
9月、10月、11月の秋からは気温がグッと下がります。
日本の秋とは異なり、残暑なども無く、冷え込みも厳しくなってきます。
11月には日本の冬と同じぐらいの寒さになります。
12月、1月、2月の冬のシーズンは日没が早く夕方4時頃には日が暮れてしまい、昼が短いです。
ドイツの冬は寒い日が長く続き、雪も降るので防寒対策をしっかり行ってください。
北部では-20度になることもあります。
3月、4月、5月の春のシーズンから徐々に気温が上がり始めます。
4月は天気の変化が激しい時期でもあり、晴れた日は暖かいですが、雨の日には真冬の寒さになることもあります。
5月中頃からは日本の春のように花も咲き始め、春らしい陽気になっていきます。
ドイツの食について
ドイツの主食は肉料理とじゃがいもです。
調理された食事をするのは一日一回、昼食が一日のうちで最も大切な食事のようです。
一つのお皿にメインの肉料理、じゃがいも料理とザワークラウトなど(キャベツの漬物)を添えて出てくることがほとんどです。
野菜をほとんど取らないのもドイツの食文化の特徴です。
あまりにも野菜を食べないので、政府が大々的に野菜を取るようにとキャンペーンを行ったぐらいです。
昼食以外は、朝にシリアル、夜はサンドイッチなど簡単なもので済ませることが多いです。
ソーセージ
肉料理の中でも特に食べられるのがソーセージで、1500種類以上もあるといわれています。
テューリンガー
ドイツの代表的なソーセージの一つで、にんにくとハーブが練り込まれています。
正式にテューリンガーと名乗れるのは細かい条件をクリアしたものだけで、街でよく見かける屋台の焼きソーセージはこのテューリンガー、もしくはテューリンガー風ソーセージを使っていることが多いです。
ヴァイスヴルスト
ミュンヘン名物のヴァイスヴルストはドイツ語で白いソーセージという意味です。
名前のとおり白く太いのが特徴で、食感はふわふわとしてやわらかいです。
お湯で温められたソーセージの皮をむいてマスタードをつけて食べるのが一般的です。
カリーヴルスト
ソーセージを揚げてひと口大に切り、たっぷりとケチャップとカレー粉をかけたものです。
付け合わせにフライドポテトやパンがついてきます。
ソーセージにケチャップとカレー粉をかけたシンプルな料理ですが、とても人気があり、ドイツを代表するファーストフードです。
ドイツの治安
ドイツはヨーロッパの中でも比較的、治安が良いといわれています。
しかし、あくまでもヨーロッパの中ではの話しです。
日本のように24時間営業しているお店はなく、夜の8時〜9時にはお店は閉まってしまうので、それ以降の一人での外出は避けたほうが良いでしょう。
一番安全とされているバイエルン州でも人口10万人当りの犯罪発生件数は、東京都と比較すると、全犯罪で5倍以上、強盗、スリ・ひったくりは10倍以上の犯罪が発生しています。
金銭目的の犯罪が多いので、スリや置き引きなどには気を付けでください。