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ドイツのサッカー環境
設備
ドイツは下部のカテゴリーでもグラウンド、クラブハウスを所有しているチームがほとんどです。
グラウンドは天然芝、もしくは人工芝でしっかりと整備されています。クラブハウスにはロッカールーム、シャワーなども完備されていて、サッカーをする環境は世界でもトップクラスです。
スタジアムも広く、5部リーグの試合では、セミプロリーグにも関わらず、時には1,000人以上の観客、7部リーグでも多い日には300人を超える観客がいます。
8部、9部の試合でも100人前後の観客がくるなど、こういったことからもドイツのサッカー人気の高さがわかります。
サッカースタイル
日本人よりも体格の大きい選手が多いのでフィジカル面では負けていることが多く、メンタル面も球際などでは絶対に負けないという思いが強く見られます。
ドイツでは1対1の強い選手が評価される傾向にあります。
ブンデスリーガでは個人の成績が細かくデータとして出されており、シャルケで活躍していた内田選手も1対1の強さが評価にかなり影響すると語っています。
ミスをした選手にははっきりと、その選手に責任があると指摘をするというところも特徴といえます。
サッカーレベル
ツヴァイ・ブンデスリーガ(2部)
日本のJ1リーグ
ドリッテ・ブンデスリーガ(3部)
日本のJ2リーグ
レギオナルリーガ(4部)
日本のJ3リーグ
オーバリーガ〜クライスリーガ(5部〜11部)
日本のJFLリーグ〜地域リーグ、アマチュアリーグ
※大体の目安になります。
セミプロ選手としての留学
ドイツサッカー留学の費用
エージェント会社、ワールドフットボールコネクションを利用した場合の例を紹介します。
こちらのエージェント会社の特徴は費用を1ヶ月のトライアル期間とシーズン期間に分けているところです。
1ヶ月のトライアル期間内に紹介してもらったチームと契約できて、所属する場合にはシーズン契約として追加費用を支払います。
チームが決まらなかった場合や、オファーをもらったけど契約せずに、帰国などした場合は最初の1ヶ月のトライアル期間のみの料金の支払いだけです。
エージェントに支払う費用約24万円
・空港送迎
・チーム紹介
・チームとの契約交渉
・ドイツ生活のアドバイス
・語学学校紹介
・ビザ取得のサポート
その他費用約33万円
・航空券代
・家賃
・食費
・海外旅行保険代
24万円+33万円で合計57万円
チーム契約に至らなかった場合は
57万円+30万円で合計87万円になります。
トライアル時期
ドイツのサッカーシーズンは8月から始まります。
7月までにはチームを決めて、開幕までにチームに溶け込んでプレーができるようになるのが良いです。
渡航時期としては5月、6月には行き、トライアルを受けるのが望ましいです。
チームとの契約には1ヶ月前後見ておくのがいいでしょう。
待遇
ドイツのブンデスリーガの平均年俸はプレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエAに続く第4位で、その中でも、3部リーグの平均年俸は破格の金額になっています。
ブンデスリーガ(1部) : 約2億200万円
ツヴァイ・ブンデスリーガ(2部) : 約5500万円
ドリッテリーガ(3部) : 約1400万円
日本のJ1リーグの平均年俸が約2600万円、J2リーグは約400万円、J3リーグはそれ以下となります。
日本との比較を見てもわかるようにドイツはサッカーがビジネスとしてしっかりと成り立っていることがわかります。
下部リーグとの契約でも充分に生活していけるだけの給料がもらえることがあります。
例として、5部リーグで固定給20万円に試合に出ての勝利給と家・車の支給、、6部リーグで固定給10万円に試合に出ての勝利給と家の支給という、下部リーグでも高待遇の契約がいた選手もいます。
ただし、前年に4部や5部リーグで活躍していた選手という実績があってのことです。
実績のないところから高待遇での契約は難しいです。
実績がなければ6部〜8部での契約で、おこずかい程度の給料をもらえるということがほとんどだと思います。
なので、生活していくためには金銭面が問題になります。
ドイツ語、もしくは英語を日常会話程度にできなければ、アルバイトを探すのも大変です。
チームからアルバイトを紹介してもらったり、生活できるだけの収入を見込める契約内容、そういうことも考慮しなければなりません。
単純に契約だけするのはそれほど難しいことではないかもしれませんが、シーズンを通してプレーをするのは簡単なことではないです。
しかし、全てのリーグの結果がインターネットにのったり、活躍すれば新聞にのったり、スカウトも見にくるので、下部リーグから一気にステップアップすることが可能なリーグでもあります。
ドイツサッカー留学のメリット・デメリット
メリット
・サッカーレベルが高い
・サッカー環境が最高に良い
・実力次第で高待遇
・ヨーロッパの中では治安が良い
・学費が安い
・ヨーロッパ圏内の移動が安い
ドイツ留学のメリットとしては、サッカーに関するあらゆることのレベルが高いということです。
サッカーレベルはもちろんのこと、質の良いグラウンドやクラブハウスがあり、試合では多くの観客の中でプレーできる環境が整っています。
語学学校は、Volkshochschuleという市民学校のドイツ語コースでは1ヶ月、2、3万円で通うことができます。
デメリット
・言葉が通じない
・アルバイトを探すのが難しい
・娯楽が少ない
・お店の閉店時間が早い
若い世代の人達は学校で英語の教育を受けているので、英語が通じます。
しかし、基本的にはドイツ語なので英語が通じない人もいます。
ドイツでは、お店の閉店時間も早く、日曜日には多くのお店が閉まっており、娯楽も少ないので、日本の都会で育った人には、物足りない生活になるかもしれません。
ドイツサッカー留学エージェント会社
World Football Connection(ワールドフットボールコネクション)
代表の近江孝行さんは大学卒業後にドイツに渡り、現地のチームで2年半プレー、ニュージーランドではコーチ業の勉強、その後選手として、オーストラリア、インドでプロとして活動、2012年に引退。
2013年よりプロ選手、コーチ業、そこで得た人脈などを生かして、サッカー留学エージェント会社「World Football Connection」を設立。
ドイツのサッカー留学をメインに個人でのサッカー留学、セミプロ挑戦、チーム遠征などの手配もしているエージェント会社です。
こちらの留学エージェントの特徴は、セミプロに挑戦するにあたり、費用を1ヶ月のトライアル期間とシーズン期間に分けているところです。
「留学だから」と意気込み、日本出発前に多額の現金を一括で支払ってしまったため、納得の行かないまま留学を続けているケースが目立つからです。現地の生活になじめない。自分の条件に合ったチームが見つけられない。だけどもう支払いを済ましてしまった。そんな悩みを解消するため、あえてトライアル期間とシーズンの契約を分けました。
チームの契約もできず、多額の留学費用を払ってしまうリスクを避けられるのは選手としてはありがたいことかもしれません。
セミプロ挑戦のサポート、個人のサッカー留学だけでも100人以上のサポートをし、団体の遠征、研修なども数多くサポートしています。
ドイツサッカー留学、遠征などに興味のある方は相談してみてくださ。
World Football Connectionのサイトへ